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2017年はふたつの場所で展示会を行うこととなりました。
11月のギャルリ百草での展示会では、百草を主宰する安藤明子さんの新作サロンとコーディネートできるようなストールやマフラーをご用意します。
春からじっくりとやり取りを重ねて、
お互いの作るものに合うような作品をと心がけて制作しました。
初めての場所での展示会、とても楽しみでなりません。
12月は7回目を迎える京都Kitでの展示会。今回のテーマは白とピンク。
ふわふわの真っ白な羊の毛を紡いでいると、ときどき食べ物のように見えてくるんです。マシマロとか、綿あめとか。そんなわけでEATABLE。白いマフラーは美味しい食べ物に良く似ているから。
そして去年に引き続きTHINK PINK 2017としてピンクのマフラーやストールも揃っています。
両面シングルの気分でDMもCDジャケット風に作りました。
撮影をしてくださったのは写真家の久家靖秀さん。とある雑誌で久家さんの写真を初めて見たとき、とってもカッコよくてずっと忘れられなくて……それから20年以上たってこのような機会に恵まれるとは、僥倖と言わずしてなんといおうか。
久家さんの目を通して映し出された白いストールは、まさに甘い香りが漂う柔らかい食べ物のよう。身にまとっただけで幸せになれそうな気がします。
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2015/11/20(金)〜12/27(月)の間、京都で5回目の展示会を行います。
場所はこの春移転してますますステキになったkitさん。
今回のテーマは「線と線」。
太い線、細い線、斜めの線、よろめく線。
さまざまな線を布の中に織り込んでみました。
今回DMのモデルになってくださったのは、横顔が麗しい友人の荒井 博子さん。
ダンスコジャパンのディレクターでもある彼女は、とても気持ちのいい人で
そのおしゃれにも、生き方にも、いつも刺激を受けています。
そして、キレッキレのDMをデザインしてくださったのは
ミスター・ユニバースを主宰するアートディレクターの関 宙明さん。
以前『野菜の料理教室』という書籍のお仕事でご一緒した、
心から尊敬するアートディレクターさんです。
今回は無理をお願いして、撮影までしてくださいました。
大好きな友人たちのおかげで、すてきなDMができあがりました。
ところでボーダーとストライプって、なにが違うんでしょう?
思い立ったら、即google。
ふむふむ、そうでしたか。
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2014/12/5(金)〜12/15(月)の間、京都で4回目の展示会を行います。
場所は毎度のkitさん。
今回はチェックとツイードをテーマに使いやすいサイズのマフラーやショールを織り上げました。
ずっと苦手だった“柄物”にチャレンジです。
ホームスパンの故郷、イギリスに思いを馳せて、私なりのチェックとツイードを考えてみました。
イメージモデルになってくれたのは、木村彩さん、暁さんの双子の姉妹。
思いがけない偶然の出逢いからモデルをお願いしました。
いろいろお話してみると、おふたりが日本のホームスパン発祥の地、盛岡出身であることや
共通の知り合いが何人もいることなどがわかり、驚くほどすんなりと撮影終了。
こちらが考えていた以上によく似合っていて、マフラーをいっそう魅力的に見せてくれたふたりに感謝です。
今回は紡ぎ糸だけではなく市販のちょっと面白い糸を使ったものも織ってみました。
“ホームスパン=紡ぎ糸”にこだわるのもいいけれど、ちょっと柔軟に、可愛らしさを追求してもいいかな、と心境の変化。結果は、お楽しみに!
皆様のお運び、心よりお待ち申し上げます。
上杉 浩子
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今年は東京と京都、2ヶ所で展示会を行います。
まず東京のお知らせです。
2013/11/14(木)15(金)16(土)の3日間
下北沢のfog linen work 2Fのギャラリーにて東京で初めての展示会を開催します。
(http://www.foglinenwork.com)
fogはリネン(麻)の専門店。キッチンクロスから寝具、洋服まで生活に関するあらゆるリネンが揃います。
渇きも早く丈夫で、しかも素敵なテキスタイルのリネンは私も長年愛用しています。
最近、FLWという大人の女性に似合うお洋服のラインもできて、それがまたかっこいい!
新作が出ると、ついつい買ってしまう大好きなブランドになりました。
大好きなお店の2階で自分の展示会ができるなんて、夢のようです。
ご来場された際は、ぜひ1階のfogのショップものぞいてみてくださいね。
そして京都のお知らせです。
2013/11/22(金)〜12/2(月)の間、京都では3回目の展示会を行います。
場所はkitさん。(http://kit-s.info)
長年、恵文社一乗寺店の生活館を切り盛りされていた椹木さんが昨年オープンしたお店です。
店内には椹木さんの独特の審美眼で集められた世界中の古道具や作家さんのプロダクトが並び、
いつ伺ってもそのセンスに感心してしまいます。
今回は、じゃまにならない小さなえりまきの展示になります。
厳しい冬の寒さも、暖かく軽いえりまきをクルッとひと巻きすれば、大丈夫!
そんな頼もしいアイテムをお持ちできたらと思い日々制作に励んでいます。
今回の展示会ではちょっとしたイベントもあります。
私が編集を手がけた本が11/11に発売されることになりました。
著者は前沢リカさん。fogから徒歩1分のところで、野菜と乾物を主役にした
七草(http://nana-kusa.net)という和食店をされています。
今まで何冊もレシピ本を出版されていたり、雑誌などでも活躍中の前沢さんは定期的に料理教室をされていて、これが、目からうろこのことばかり!
そのお知恵をぜひ拝借!と1冊の本にまとめさせていただいたのが新著「野菜の料理教室」です。
展示会中、本書のレシピから試食をご用意させていただきます。
もちろん展示会場で本の販売もあります。
一家に一冊、嫁入り道具の必需品!といっても過言ではない本書。
ぜひ味わって、お手に取って見ていただけたらと思います。
*試食会についての詳細はnoteをご確認ください。
撮影 新居 明子
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2011年12月3(土)より京都一乗寺恵文社ミニギャラリーにて
hou homespun2回目の展示会を行います。
今年は日本だけではなく世界中で大変な災害が起こりました。
そんな中で、ホームスパンにできることはなんだろう?と
ずっと考えて思い至ったのが「毛布」。
ホームスパンならではの軽さと丈夫さ、そして空気をはらんだ暖かさ。
そんな毛布があれば、暖房をがんがん付けなくても大丈夫。
小雨ぐらいなら、たやすくしのげる。
人間のもっとも原始的な「家」って、もしかしたら
一枚の毛布のような布だったのかも知れません。
そんな気持ちで、糸を紡いで織り上げました。
どうぞ皆様を暖かく包む毛布になりますように。
12/3(土)4(日)の13:00-17:00に、東京・西荻窪で極上の中国茶を販売する
サウスアベニューさんが、恵文社のガレージにて中国茶の屋台を出してくれることになりました。
お茶のお供はこの日のために吉祥寺tatinさんが作ってくれたお菓子と
共働学舎のどうぶつクッキー。
寒い冬の日を暖かくしてくれるうれしいイベントです。
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2010年11月6(土)より京都一乗寺恵文社ミニギャラリーにて
hou homespun初めての展示会を行います。
ホームスパンの魅力は何といってもその手触り。
この機会に是非実際に手に取って巻いて、心地よさを実感していただけたらと思います。
なお、11月6日には、ともだちのがちまい家さん、FOOD IS STILL HOTの鴇田さんのお菓子と、西荻窪のオーガニック中国茶専門店サウスアベニューが、特別にブレンドしてくれたオリジナルティーが並びます。
さらに、サンフランシスコ在住のジュエリーデザイナーのともだち、meiちゃんが、冬の巻物にぴったりのアクセサリーを作ってくれました!
マフラーやストールがグンとおしゃれになるピンやブローチ。
海を越えて可愛らしい小物が届きます。とっても楽しみです。
【展示会詳細】
あなたを包む羊の布
11/6(土) 〜 11/19(金)
於 京都一乗寺恵文社ミニギャラリー
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10
TEL / FAX 075-711-5919
営業時間:10:00 - 22:00
→地図・アクセス情報はこちら
羊の毛を刈り、汚れを取り手洗いしたものを染めて手紡ぎ、手織りするのがホームスパンの仕事。インスタントに手に入る今のファッションとは対極にあるこの仕事から生み出される布はとても軽く空気を含み、1枚でもコートのように暖かい。どこにでも持っていけて、1年中使える。
1枚の布に包まれる心地よさを実際に手に取って実感して欲しい。